プロセス
知っておきたい家づくりの常識
- 夢を現実にする
“はじめの一歩” - ポイントとなる
自己資金 - 住宅ローンの
いろいろ - 土地にも
“顔”がある - 設計の決め手は
ライフスタイル
設計の決め手はライフスタイル
step.05
永い時間軸の中で、
“暮らし”を考える
家づくりの魅力は設計・間取りにあると言っても過言ではありません。それは住む人のライフスタイルやこだわりが最も表れる部分だから。暮らしやすさに配慮しながら、最適の空間を創り出したいものです。
そのためにはまず、新しい家での暮らしをイメージしてみることが第一。朝・昼・晩などシチュエーション別の日常生活を考えながら、リビング、ダイニング、キッチン、浴室、寝室などの配置・広さなどを検討していきましょう。
Point1
生活動線を最優先
ムダのない生活動線の確保は暮らしやすさに直結します。住宅設備やデザインにこだわるよりも重要と言えるでしょう。主婦にとってはキッチン、洗面所、浴室などの水回りを1カ所にまとめると家事効率が格段にアップします。
Point2
日当たりと風通し
日当たりと風通しの善し悪しは、住む人の健康に大きく影響します。また、家の寿命も長くなるなど、そのメリットは図り知れません。間取りを決める際、リビングやダイニングなどは日当たり・風通しを最優先したいもの。それとは逆に、食品庫や納戸など太陽光が当たらない方がよいスペースもあることを知っておきましょう。
Point3
将来の暮らしを考える
いま住みやすい家であっても、10年後、20年後も住みやすいかどうかはわかりません。子どもが成長し、独立して家を出て行くことを前提にした間取りにすることも一考。また、年老いたときのことも考え、トイレや浴室をバリアフリー設計にするなど、将来的な住みやすさにも気を配っておきたいものです。